甘党エンジニアのkanjiです。
最終課題も中盤に入り、Gitを使う機会が増えてきた。
使い始めの頃は中々慣れず、masterに切り替えただけで(あれ、今までのコードか消えた?!)とパニックを起こしていたが、ようやくその便利さに気付いてきた。
今回はそんなGitコマンドについて、身近にあるポケモンに例えて書いた。
全てターミナル上でのコマンドである。
①ブランチ一覧を確認したい
ポケモンで言うところの「手持ちのポケモンを見る」に当たる。
リストを見るとその中の1つに「*」のついた緑のブランチがある。
これは現在自分がいるブランチ、つまり最初に戦うことになるポケモンだ。
②新しいブランチを作成したい
主にマスターにマージした後で使うことが多い。
新しいポケモンになるのでニックネームを付けよう。(何文字でもOK)
③ブランチを切り替えたい
作業ブランチを別のブランチを切り替えたい時に使用。
ギャラドス(水/ひこう)が出てきたのでサンダース(かみなり)に変えたい時に使う。
④(ローカル)ブランチを削除したい
必要のなくなったブランチを削除できる。
マージが済んでいないコミットがあるブランチの場合は、「-d」を「-D」の大文字にすることで削除可能。
ポケモンのように手持ち制限はないが、必要のなくなったブランチは整理しておきたい。
⑤(リモート)ブランチを削除したい
ローカルとは少しコマンドが異なる。
自分の手元(ローカル)になくとも、わざわざポケモンセンターに行かず削除できる。
⑥ブランチ名を変更したい
名前は好きなタイミングで変えることができる。
⑦ファイルの変更部分を保存したい
→
git commit -m ‘コミットメッセージ’
LVをあげたポケモン達は、これでレポートしよう。
その後「git log」を打つと、コミット出来ているか確認できる。
「あれ、コミットできないぞ?」という時は「git add」出来ていないことが多い。
「git add」は、コミットする内容を置いておくための「ステージングエリア」に対象ファイルを追加することであり、セーブしたい内容をセープポイントに持っていくことを言う。
⑧直前のコミットを取り消したい
トランセルをバタフリーにしてしまった(commit済み)。
でもやっぱり俺はトランセルで全国制覇したいんだ..!
そんな時には「git reset」でコミットを取り消せそう。
⑨特定のコミットを削除したい
トランセルではムリだ。
捕まえなかったことにしよう。
そんな時は「git revert」で指定したコミットを打ち消すことができる。
⑩リモートブランチを自分のローカルに持ってきたい
イメージとしては、GitHub上のリモートリポジトリにあるブランチ(ポケモンセンターにいるポケモン)を、その場に置いたまま自分の手元に持ってくるコマンド。
Githubは複数人で共有できるので、他人のポケモンを勝手に拝借できる。
①①コミットしていない変更を退避したい
ブランチを切り替える時など、作業中ブランチをコミットせず作業内容を一時避難させるコマンド。
1時間だけドラクエしたい..
でもレポートはしたくない..
でも消したくもない..そんなワガママさんな気分を解決してくれる。
①②退避した作業を戻したい
退避した作業を戻す時に使用。stash@{ }の数字の中身は、 「git stash list」で確認できる。
※0は直前の数字。
①③他ブランチの一部のコミットを取り込みたい
特定のコミットだけ欲しい、そんな時に使用する。
イメージとしては、他人が作業したポケモン(ブランチ)の中から、その人が捕まえた特定のポケモン1匹だけ(美味しい部分だけ)拝借したい時に使用。
実際のポケモンではそんなことは出来ないが、Gitなら可能である。
Gitにはまだまだ沢山のコマンドと、様々な場面での使用用途がある。
身近にあるポケモンに例えて考えるとイメージしやすかったので、今後も学んだことがあれば追記しGitマスターを目指したい。
コメントを残す